カトリックの幼稚園では、クリスマスの4週間前から待降節(advent)に入ります。アドベントクランツに四本のろうそくの火が灯るまでに、イエス・キリストの誕生について子どもたちに話し、神様にお祈りを捧げながら、聖劇の練習に励みながらクリスマスを楽しみに待ちます。
この頃になると、クリスマスを祝う子どもたち歌が保育室から響き始める時、今ここにある幸せを感じます。クリスマスが近づいてくると、心がときめくような嬉しさを感じながら聖歌を口ずさむ時もあります。
待つ喜びの表現として、その幼稚園によって違いはありますが、クリスマスツリーを飾ったり、壁面を飾ったり、幼稚園の玄関や保育室に馬小屋セット(聖劇の最も大切な場面を象徴したもので、赤ちゃんのイエス様がお生まれになられた馬小屋と人形)を飾りながら、子どもたちはもうすぐ近づくクリスマスの雰囲気を感じながら過ごすのです。
寒い夜、安らかな眠りも出来ずに暗闇にいる羊飼いは、例えて考えてみますと、私たちの仲間であったり、保護者であったり、時として自分であったりするような気がします。
天使から告げられた大きな喜びを恐れず受け止め、探し当て、神をあがめ、賛美して帰っていったのも羊飼いでした。そんな羊飼いの姿に私たちも学ぶところがあるように思います。
幼子イエスについて語った喜びの知らせを、私たちの周りの方々にも知らせ、子どもたちと共に祝うクリスマスを迎えたいと祈りつつ、その日を待ちましょう。
園長 千葉円哉

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